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日頃より大変お世話になっております。
このページは当院の臨床研修について、地域の医療関係者の皆さまよりご意見や要望をいだだき、臨床研修のスムーズな運営および発展に取り組むことを目的としています。メッセージは臨床研修の管理担当者へダイレクトで送信されます。お気づきの点、または質問などの気軽なことでも結構でございますのでお待ちしております。
病院長 北條 徹
主には以下の方々から当院の臨床研修全般に関するご意見、要望、クレームを受け付けます。
1)プログラム協力施設の関係者の皆さま
2)地域の関係者の皆さま
3)当院で研修を予定されている(または終わった)医師
臨床研修実施における管理運営規程は下記の通りです。
管理規程①:医療生協わたり病院臨床研修病院群 研修管理委員会
管理規程②:研修管理委員会の小委員会
プログラム名 | 福島県民医連総合診療専門研修プログラム | |
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研修期間 | 2024年4月から原則3年間 | |
募集科・定員 | 総合診療専攻医(基幹プログラム)・3名 | |
応募資格 | 2024年4月1日時点で、医師法第16条の2に定める臨床研修を
修了見込みの者、もしくは修了者。 |
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選考方法・日程 | 面接試験
(日程は、各応募者との相談のうえ決定します) |
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応募書類 | 以下の書類を郵送もしくはEメール、あるいは持参ください | |
● 履歴書 ● 医師免許証(写) ● 臨床研修修了証明書(または見込証) |
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募集期日 | 2023年11月末
※上記までに募集数に達しない場合は継続募集します。 |
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送り先 お問合せ先 |
医療生協わたり病院 医局事務課 研修担当係
Mail:kon18@watari-hp.jp |
給 与 | 3年次 年収 800万円~ |
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上記は2019年度の実績で、基本給・医師手当・研究手当・日当直手当・住宅手当・家族手当・通勤手当・時間外手当・賞与を含む。 | |
勤 務 | 4週6休制、8:30~17:00 |
日当直 | 月3回程度、日直1回:25,000~30,000円、当直1回:33,000~49,000円 |
賞 与 | あり (2021年度・・・年2回) |
身 分 | 常勤職員 |
所 属 | 福島医療生活協同組合 医療生協わたり病院 |
宿 舎 | なし |
その他 | 学会参加保障、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険加入、医師賠償責任保険は団体加入 |
過去の採用状況は以下のとおりです。
規模は大きくありませんが、コンスタントに専攻医が集まっており、大変ありがたく思っています。
● 2016年4月採用 1名(基幹プログラム採用:家庭医療)
● 2017年4月採用 1名 後期研修医
● 2018年4月採用 1名(基幹プログラム採用:総合診療)
● 2021年4月採用 1名(基幹プログラム採用:総合診療)
● 2021年8月採用 1名 後期研修医
● 2022年4月採用 2名(基幹プログラム採用:総合診療)
● 2023年4月採用 3名(連携プログラム採用:総合診療、内科、リハビリテーション)
● 2024年4月採用 1名(基幹プログラム採用:総合診療)
このプログラムは、卒業直後の医師が、将来進む分野に関わらず身につけるべき基本的な臨床能力を習得するとともに、総合診療と家庭医療学のエッセンスを取り入れ、地域に暮らす人々の医療要求に応えながら診療を行い、各分野のプライマリ・ケアを身に付けることを目的としています。
また中小病院ゆえの不足を補うための”病院群プログラム”となっており、総合性と専門性のバランスに配慮し、2年間のうち約4割と少なくない期間を急性期および専門医療に特化した協力型病院で研修を行います。知識や技術の獲得だけでなく、異なる病院文化を学び、地域医療がどのような病院間連携で守られているのか、それぞれの医療機関がどのような地域のニーズに応えながら役割を果たしているのか、今日的課題を含めた視点を養ってほしいと考えます。
さらに次のステップには、人口減少と多疾病併存社会に向けた医師の育成を使命とし、専門研修では総合診療のプログラムを有しています。よりよい医療と社会を希求しながら、地域の健康問題にアタックし、専門医療とのハブになれる能力を身に付けることを見据えています。
研修施設一覧です。病院名クリックで、各施設のホームページに移動します。
渡部 朋幸(医療生協わたり病院 副院長 内科・循環器科)
医療生協わたり病院群 臨床研修プログラム
私たちの研修教育におけるユニークポイントを紹介し、その意義や面白さを提案します。
※1 2022修了者実績。1単位=日中半日の外来診療、2~3時間。
※2 Social Determinants of Health「健康の社会的決定要因」、社会構造・環境と健康・疾病との関連性を示した概念。
● 一般外来研修は内科・小児科・地域医療研修ローテート時に並行研修にて4週間以上行います
● ローテーションの順番等に一定の制限有り (詳細は、研修プログラムを参照のうえご確認ください)
入職後は約3週間のオリエンテーションを実施します。病院雰囲気に慣れることに始まり、社会人基礎学習、各種規程の理解など安心して研修をスタート出来るよう努めています。
毎週1回、研修医の症例呈示の時間があります。プレゼン能力の獲得は基本中の”き”。診療におけるフィードバックやアドバイスを受けるだけでなく、研修医が抱いている感情やモヤモヤを含めたカンファレンスも行います。
各疾患の初期対応や管理基準などについて講義、およびシミュレーターを使った手技の講習などのOff the job trainingの充実に努めています。
臨床研修の多くは実際の臨床で行うOn the job trainingです。当院では、例えば外来研修を例にとっても①見学 ②指導医同室 ③指導医電話拘束など、一人立ちに向けた十分なステップを意識します。
勤務時間内の研修スケジューリングにより、どの研修医も万遍なく症例や臨床手技の経験ができます。また小規模研修病院の利を自覚し、個々の要望や習熟度に応じた研修をモットーとします。
当院は(NPO)卒後臨床研修評価機構の認定病院です。
より安全で質の高い臨床研修の実施に努め、医師教育を通じた地域社会への貢献を目指します。
認定期間:2023年3月1日~2025年2月28日
より地域で信頼される病院を目指し、継続的な医療の質の向上に取り組みます。
主たる機能:一般病院1
副たる機能:リハビリテーション病院、緩和ケア病院
認定期間:2020年6月20日~2025年6月19日
当院は福島県の修学資金貸与条例における指定臨床研修病院です。
・福島県緊急医師確保修学資金
・ 〃 へき地医療等医師確保修学資金
・ 〃 地域医療医師確保修学資金
・ 〃 周産期医療医師確保修学資金
医師法第16条に基づき、年次報告の一部について公表いたします☆☆☆
~クリックでPDFが展開 します~
臨床研修修了後は、面談等を実施のうえ、引き続き当院での勤務が可能です。
過去の研修修了者の進路状況を公表いたします。
● 医療生協わたり病院 専門研修プログラムはこちらから
● 福島県立医科大学
● 東京ベイ・浦安市川医療センター
● 坂総合病院
● 星総合病院
● 只見町国民健康保険朝日診療所
当院では2009年1月にJCEPによる第3者評価を受審し、同年3月に福島県では初の認定となりました。当院の臨床研修体制は、「各々の指導医をはじめとして病院全体で研修医を育てる確たる気風があります。このことは他の施設の模範となるものです。また、研修医も貴院の病院理念に共感し、チーム医療・地域医療を学べることを主たる志望理由としていて、彼らの満足度も高いように思われます。」との評価を頂きました。
過去に指摘された点は真摯に対応し、その後も着実に認定更新に取り組んできました。更に充実した臨床研修が提供できるよう励んでいきます。
– 直近の認定情報(2023年3月「4年認定」)-
● 評価の内訳 全88項目
「適 切」84.7%
「要検討」14.1%
「要改善」1.2%
● 主な寸評
・急性期のみならず、回復期や緩和ケアが提供されている
・患者やその家族の生活や社会的側面を含めて、言わば全人的に医療が提供され、その方針が研修医育成に活かされている
・研修医の満足度が高い
・患者相談窓口の整備が必要である
・研修医のインシデントレポート作成を促進すること
・CPCの開催数が少ない